2009年8月15日土曜日

ディスクゴルフの夏がやってきた!

〈第11回新潟オープンディスクゴルフ大会開催〉

がい者を中心とした第11回新潟オープンディスクゴルフ大会が61314日に清津川フレッシュパークで開催されました。今回は障がい者5名、サポーター17名、子供7名が参加。時折小雨が降り、コースも昨年よりも距離が長かった分、障がい者の方の負担も心配されましたが、全員予定コースを終える事ができました。また、飛び入りで東京のプレーヤーも参加し、終始和気あいあいとした、にぎやかで温かな大会となりました。

自然の宝庫重地大池(じゅうじ おおいけ)

〈自然体験スポットをリポート!〉

池は重地集落にある3つの池のひとつで、直径約80メートル、池の中央には浮き島があり、タナゴやモツゴ、ジュンサイやミツガシワなど学術的にも珍しいと言われる多くの動植物が生息しています。ここではキャンプ場やコテージなど、施設の利用もできるため、水辺の自然をじっくりと体験できる場所となっています。6月14日に行われた重地大池自然公園祭りでは、雨にも関わらず子供から大人まで大勢の住民が集まり、大変なにぎわいを見せていました。また、大池は2010年に行われる上海万博日本館の出展作品(映像)のロケ地に内定しており、今後ますます注目のスポットとなります。

地元住民と歩む芸術祭

年で4回目を迎える「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」。妻有にはこれまで大勢の作家が訪れ、多彩な作品が生まれてきましたが、そこには作品制作を支える地元住民の協力があります。ここ芋川集落でも2000年にクリスチャン・ボルタンスキー、片瀬和夫、2006年に吉田明の作品制作など、積極的な活動を通して作家との深い交流を生んでいます。

大人気スポットゆくら妻有

〈お肌がすべすべになる自慢の湯!〉

町集落に湧き出た源泉を直送しているかけ流し温泉、ゆくら妻有(原町温泉)。芋川住民やその周辺地域の方にも愛されるお湯は、ナトリウム―塩化物温泉で、皮膚の疾患・腰痛・肩こりに良く、来訪者の疲れを癒してくれます。また、施設の2階にある休憩所には、近隣集落やお隣の津南町から多くの客が訪れ、お漬け物やお菓子などを持ち寄り、とても賑やかな雰囲気です。「ゆくら妻有で知り合って仲良くなった」と語る人も。その居心地の良さもゆくら妻有を支える人気の秘密です。

地域復興デザイン策定発表会で発表しました。

〈芋川地域復興構想 ・ 経過リポート〉


発表会では各地域の集落による活動内容も聞く事ができました。

517日、長岡造形大学にて、「第1回地域復興デザイン策定発表会 〈活動計画発表会〉」が行われました。芋川地域復興構想実行委員会からは、根津一夫委員長はじめ4人が参加し、図版や画像を用いながらのプレゼンテーションおよびアドバイザーの先生方とのディスカッションを行ないました。総勢12組の集落による様々な取り組みに対する発表が行われましたが、「きよつう」の取り組みは会場でも高い評価を受けました。そしてこの活動の中でもとりわけ重要なプロジェクトである「地域復興デザイン先導事業支援」が8月7日に交付決定し、いよいよ「きよつうプレスセンター(仮称)」の建設工事がはじまります。秋の完成までの間は、すでに設置されている黄色い仮囲いの中で工事が行われます。皆さん是非見守って下さい!

発表の様子。前日の特訓の甲斐もあり、緊張しながらもしっかり思いを伝える事ができたと思います。

第四回 / 芋川お手軽メニュー

食欲をそそる甘みと酸味!


なますとは、熱を通した「なます」のこと。一般の「なます」とは異なり、醤油と砂糖を用いて、煮込んだ料理です。昔はお正月の定番メニューでしたが、今では、一年を通じてさっぱりと食べられます。大根はシャキシャキ感が残る程度に茹でるのがコツ。また、打ち豆(豆をつぶしたもの)を入れたり、白髪ネギと一緒に食べると、さらにおいしくいただけます。甘酸っぱさが食欲をそそる一品です。

【煮なます】のレシピ!

・材料

人参、干ししいたけ、ちくわ、大根、調味料(かつおもしくは煮干しだし、

しょう油、砂糖、しいたけの戻し汁、酢)

・作り方

1.千切りにした人参、戻した干ししいたけ、ちくわを先に煮て、しょう油、酒、戻し汁で味をつけて冷ましておく。

2. 大根を千切りにする。

3. 沸騰した湯に大根を入れてゆでる。

4. ゆでた大根を冷水で洗い、しぼって水気をとる。

5. 別にさましておいた人参等の中にゆでた大根を加えて、和える。

6. 好みの量のお酢を加え、砂糖、しょう油等の味も整える。


*今回レシピを教えて頂いた方は、高橋ケサ子さん、根津フミコさんです。ありがとうございました。


きよつうかふぇ / KIYOTSU-CAFE

後の活動拠点「清津川プレスセンター(仮称)」の建設現場の囲いと大地の芸術祭「おもてなし事業」のテント設置作業が行われました。蒸し暑い中での作業であり、苦労の連続でした。仮囲い、テントとも同じデザインで、きよつうワークショップの発表の場ともなります。芸術祭作品と間違え写真をとっていく来訪者もいました。

(文:高橋 敏昭たかはし としあき / 中谷内なかやち)

夏祭り / SUMMER-FESTIVAL

年、雪降り前に再建された石動社で最初の神事“夏祭り”が行われました。毎年715日の恒例のお祭りで、芋川地区民の無病息災を祈願して神職の湯の花を受けます。数十年前までは、皆が持ち帰って家族に飲ませようと急須等を持参していましたが、いつの頃からか見られなくなりました。

(文:竹藤 由夫たけふじ おしお/ 新宅しんたく)

七ツ釜 / NANATSUGAMA

から七ツ釜には「大蛇伝説」があり、子供の頃は一番滝のそばで遊ぶと大雨になるぞと言われていました。日照りの時に雨を願って水を汲んでいく「水もらい」という風習があり、7月には他の集落からも大勢の人が七ツ釜参りに訪れます。

(文:竹藤 ヨシたけふじ よし/ 大向おおむこう)

田代神楽 / TASHIRO-KAGURA

代神楽は、約200年程前から伝統芸能として引き継がれてきました。氏神様の祭礼等ことある毎に演じられ、近隣の集落の人々が弁当を持参し、神楽を観る人、演じる人が共に楽しみ、和やかに一日を過ごしたものだと伝えられています。田代集落では、山間地域の過疎化の進む中、伝統芸能を懸命に守り続けています。

(文:南雲 英秋なぐも ひであき/ 若田わかた)