2008年8月16日土曜日

第一回 / 里山、おふくろの味と技術

〈ちまきは蒼く煮るべし。〉

「緑」は「赤」より生まれる。ちまきを笹の鮮やか緑色に仕上げるためには赤鍋で煮るのがコツ。赤鍋とは銅製の鍋のことで、料理が美しく仕上がるため昔から重宝されています。今回は「玄米ちまき」の開発者でもある高橋ケサさんと、根津フミ子さんのお二人にちまきの作り方を伝授していただきました。一枚の笹でカップ、もう一枚でフタをつくり「菅(スゲ)」で器用にしばる。これをマスターするのが大変でした。

【ちまき】のレシピ!

・材料(ちまき60個分)

餅米1.5kg1升)、笹の葉120枚、菅60本、きな粉100g、砂糖100g、塩小さじ1

・作り方

  1. 餅米を1 時間以上水に浸け、ざるにあげる。笹を三角にたたみ、中に餅米を入れる。
  2. 「菅(スゲ)」で結ぶ。結んだものは、菅をよりながら5個ずつしばる。
  3. 2時間以上「赤鍋」で煮て完成。
  4. 同量の砂糖と小さじ1杯の塩を加えたきな粉でいただきます。

【今日の一句 
昼下がり 孫の手をとり ちまき結う
高橋ケサ

*今回レシピを教えて頂いた方は、高橋ケサさん、根津フミ子さんです。ありがとうございました。

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