2008年8月16日土曜日

屋号から文化を読む。

〈芋川集落屋号入門〉

号は苗字が普及する前から用いられてきた家の呼び名で、芋川集落のように同じ苗字の人が大勢いる地域では現在でも日常会話の中で重要な機能を果たしている。屋号には屋敷の場所を表すものやご先祖の名前に由来するもの、職業からくるものなどタイプは様々。今回の編集長・根津一夫さんはご先祖が研ぎ屋をやっていたため屋号は「トギヤ」。屋号には家紋のようなマークがあり、昔から農機具などの私有物を区別するために焼きごてでマークを付けていた。ちなみにトギヤさんのマークは「カネト」と呼ぶそうだ。



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