〈「漬け菜煮」は雪解けの香り〉
秋に収穫した野沢菜で漬け物をつくり、雪深い冬の間おいしく食べるために考案された雪解けシーズンのレシピが野沢菜の漬け煮物、通称〈ニィナ(煮菜)〉。一般の青菜の煮物に比べて漬け物のコクと香りが美味しい。刻んだ野沢菜を煮干の出汁で柔らかくなるまでひたすら煮る。コツは最初に1〜2度煮こぼすこと。灰汁を抜き、余分な塩分とニオイをとることができる。最後に刻んだ油揚げを入れて味付けすることで、郷土の香りが食卓に。煮こぼしたあと、細かく刻んで油で炒める「漬け菜炒め」は酒の肴にピッタリ。
【野沢菜の漬け菜煮】のレシピ!
- 野沢菜漬けを適当な大きさに切る。
- 煮干と水を入れ煮こぼす。(1〜2回)
- 柔らかくなるまで弱火で煮る。(3〜6時間)
- 刻んだ油揚げを入れ、醤油、酒、みりん、砂糖などで味付け。
- 仕上げに油を少々入れると風味が増す。
*今回レシピを教えて頂いた方は、鈴木静子さんです。ありがとうございました。
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