2010年3月20日土曜日

第六回 「こうこのきんぴら」は山くるみで香ばしく

漬け物がおいしく大変身!


「こうこ」とは、たくあんのこと。大根のたくあんは毎年樽に何十本と漬け込む、漬け物の代表的なものだ。こうこは、はじめにしっかり塩抜きしてから「きんぴら」にする。酸味も抜けて、たくさんの量を食べることができるため、ご飯のおかずとしてもたいへん重宝する。お好みで、かつおぶしやいりごま、特に山くるみの粉をかけると香ばしさも増して美味しい。たくあんの他にも漬け物には各家庭ごとに豊富な調理法があり、新しい料理を自分で考えたり近所の人に教えてもらったりすることも、冬の保存食料理の醍醐味だ。

【こうこのきんぴら】のレシピ!

・材料

たくあん、一緒に漬け込んだ唐辛子、サラダ油、酒、だし、みりん、醤油少々(かつおぶし、いりごま、山くるみの粉)

・作り方

1 .たくあんをきざんで、30分ほど塩抜きする。

2 .鍋にサラダ油と唐辛子を入れて炒め、辛みをだす。(唐辛子が無いときはラー油でもよい。)

3 .たくあんを入れ、調味料を加えてさっと炒めたら完成。

お好みでかつおぶし、いりごま、山くるみの粉などをかけてもおいしい。


*今回レシピを教えて頂いた方は、 鈴木世司子さんです。ありがとうございました。



3 コメント:

えーさんさん さんのコメント...

津南から出て関西に住み50年超となります。「塩煮芋」や「やたらぜ」が恋しく検索していたら、津南や十日町などの懐かしい文字が、どんどん出てきて来ました。倉俣にはかわいい姪っ子もおります。レシピはとても丁寧に書かれてあり、自分でも出来るかなぁと思いました。懐かしがっているだけでなく食べるために料理に挑戦して見ます。家内が作ってくれるとジャガイモにしわしわが出来ません。時間的にどれくらい煮たら、またどのようにしたらしわしわの襞のおいしさが出来るのでしょうか。また教えてください。ありがとうございました。

kiyotsu さんのコメント...

えーさんさん さん
コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまってもうしわけありませんでした。

猛暑が去り、急に肌寒くなってきましたね。
十日町、津南はこれから稲刈りが始まります。しかし、連日の雨でなかなか始められないという状況ですね。

さて、塩煮芋の件。
しわしわになるまでの時間が、私も分からなかったので、今集落のお母さん達に聞いてきます。

明日も更新しますので、是非お立ち寄り頂き確認してみてくださいね。

ps,「やたらぜ」とはなんですか?食べ物ですか?
教えていただけますか?

匿名 さんのコメント...

 お久しぶりです。
 「やたらぜ」とは田舎に居た時分に母から聞いた言葉で表しております。
 信州では「やたら」。山形方面では「だしっ」とか言うそうです。
 夏野菜のナス・キュウリ・ミョウガ・おおば・青唐辛子などをみじん切りにして塩でもんだだけのそのままでもとても美味しくご飯の上に乗せて食べても、納豆の中に混ぜても美味しい郷土料理です。
 家内は芦ケ崎、私は外丸ですが「やたらぜ」で通っています。